ポケナビメールニュース ――――――――――――― No38(06-12-08)

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■ GPS豆知識

☆ 厳冬期のポケナビトラブル解決法

 気温が10度を下回る頃になると、「電源が入らない」「電池寿命が短い」という問合せが多くなります。

  よく使用するアルカリ電池は25℃で2000mAhの容量がありますが、零度以下になりますと容量が半分以下になることもあります。そうなりますと、朝一番電源が入らない、電池がすぐに無くなるということがおこります。

  低温使用でのトラブルとその解決法
① 電源が入らない

  ・電池を手のひらやポケットに入れて暖めてから使用する。本体は暖めなく
   ても問題ありません。

② 電池がすぐに無くなる

  ・ポケナビを肌身近くにおき、測位するときに外に出して使用する。
   出発前に3D測位しておけば、電池を切った状態にしておいても、外に出し
   たときにもすぐに測位します。

  ・ログを連続して採りたい時には、簡易カイロを巻きつけてポケナビが冷え
   ないようにする。外部アンテナを使用する。

  ・使用する電池を寒さに強いリチウム電池にする。
    http://fujifilm.jp/personal/supply/battery/lithium002.html

③ 画面が薄く、画面の変化が遅い

  ・ポケナビ本体が零度以下になると画面の表示が薄くなり、画面の変化も遅
   くなります。本体を暖めてあげれば復帰します。

  雪山など白一色の世界では、現在位置やルートを確認するのは困難です。そんな時、ポケナビが使用できなかったら大変なことになります。電池は暖めれば元に戻ることを覚えておいて下さい。  

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